死んだって思って死んだ人

2021年1月27日水曜日

寝れないときによむ小説

すげー怖い話なんだけれど、たぶん死んだって思って死んでく人って少ないんだろうなー。

例えば万が一飛行機でめちゃめちゃトラブルにあったとして、たぶんギャーギャー思いながらも自分だけは大丈夫、て思ってそう。それこそ絶叫コースターみたくなんとなく死ぬなんて思ってないような。


中世。剣でやり合ってた時代。

たぶん自分が斬られる!というその刹那も、たぶん自分ならなんとなく迫ってくる剣を避けたり当たり所よかったりして死なねーんだろうなー、と思うんだろう。そんで家に無事帰って愛する家族と抱擁してる。

それくらい楽観的な気がする。


そう考えていくとすごい怖い。

自分が死ぬ、っていうのを人間は耐えられないんだろうな、と思う。だからなんとなーくその瞬間までは全然大丈夫!おまえ生きられっから!ていう思想が続いていくんだろう。


んでバッサリいかれる的な。


過去、有史以来、縄文時代マンモスと戦った人、中世に剣で戦った人、足軽として○○の乱に家族のために参加していた足軽、第二次世界大戦に赤紙で参加させられていた青年、たぶんみんな死の瞬間まで自分が死ぬなんて思ってもなかった。

でも死んでしまった。あっけなく。もっと生きたかっただろうに。無事に帰還できたその瞬間をイメージしながらそれでも圧倒的な死の大きさにつぶされて死んじゃった。


きっと思ったよりもほんのちょっと先には死が待ってる気がする。そしてこんだけぬくぬく死なんて普段考えることなく生きていける現代はすごく恵まれているなーと思わずにいられない。

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