ランニング中の攻防

2021年4月14日水曜日

寝れないときによむ小説

夜のランニングって気持ちいいんだよなー。

田舎でけっこうな田園風景、近くの駅まで走っていって帰ってくるっていうちょっと行って帰ってくるかっていうランニング。

そんなのを最近気持ちいいから毎日してるんだけど、まー体力つかないね。


んで同じような時間帯にランニングしてるからだろうけど、毎日毎日おんなじ人っぽいのとすれ違う。

電灯も少ないし人は9時過ぎたら誰も歩いていない。ほぼ真暗で顔見たことないんだけどたぶんおんなじ人なんだよなー。


……



めちゃめちゃ個性的なファッションしてる?いや違う。


めちゃめちゃフレグランス?いや違う。

自転車乗ってめちゃくちゃ気持ちよさそうに熱唱してるんだよなー、その人。


だかからたぶんおんなじ人。これで毎日違う人とすれ違ってるなら、この地域の人とは大きな常識のずれがある。


そこは自転車の上をカラオケボックスと思ってる地域。


んで。

なにかっていうと申し訳ないなー、と。

こっちに気づいたら歌がやむ。んでめちゃくちゃ恥ずかしそうな自転車の軌跡しよる。すれ違い終わったらまたなんかようわからん歌が再開される。


高毎日すれ違うことになると向こうとしても身構えるじゃん。今日も俺の歌声が誰かに聞かれちゃう。とかそんなんで鬱になっちゃったりされたらかわいそうじゃん。

あんだけ気持ちよさそうに歌ってるのに。


……



しかし、そんなのとは別にこっちとしては今日こそ誰のなんの歌なのか聞き取ろうとランニング中耳を研ぎ澄ましている。

ぜったい歌いたい男vsヒマだし聞き取りたい男の仁義なき戦いが夜な夜な田舎の農道で巻き起こっている。

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