キマリは通さない

2021年3月28日日曜日

寝れないときによむ小説

ぼくの友達で高校時代、鏡に映る自分の左右は反転されるのになぜ上下は反転されないのか、と日夜悩んでいた人がいた。

当時ぼくは「何言ってんの?こいつ」と外見上はせせら笑いながら内面でもせせら笑っていたが今になって確かに不思議である。左右に反転されるなら上下に反転されていけない道理はない。

召喚士は通す、ガードも通す、でもキマリは通さない、くらい理不尽だろう。こんなの。

キマリもガードなんですけど?タネ大砲くらわすんですけど?て話。


さて、その友人曰く、人間の目が左右についているから、という決着を得たようだ。確かに目の視差で反転が起きるというのは見事な着眼点な気がする。

実験を行うとしても、顔を90度横に向けて鏡をみればそれは完璧な上下反転になる。ただ目を閉じた場合はどうなるの、目玉おやじの鏡像問題、などこの説にはいろいろ問題はある。にしても、


天才か、こいつ。そんなことに一つしかない脳を使えるなんて。


ちなみに彼は京都大学に行った。今どうなってるかは知らない。きっと僕には思いもよらないことに思いをはせ、また天才的な発想で周りに「天才か、こいつ」と思われているんだろう。


天才とは凡人が気づかないささいな謎に気付ける力、当たり前を当たり前と思えない力なのかもしれない。

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