クジラも破裂する季節

2023年2月7日火曜日

寝れない時に読むニュース

2月、バレンタインデーや節分、少し起きるのが苦でなくなった朝、福を呼び込み、鬼を外に追い出し、チョコレートでなにやら青春的キャッキャウフフをする。冬なのにまるで冬ではないような、そんな移り変わり。

人々が木々のつぼみにはやる心をときめかせる、そんな芽吹きの季節。


そうしてクジラも破裂する季節。


なんだろう、リア充爆発しろ、みたいなそういうことだろうか。

確かに。


オレは主にそっちの方で爆発してもらいたい。


クジラの気持ちもわかるけれど、なにも自分が爆発しなくても。もう、爆発してほしいんじゃなくて自分から爆発するなんて。

それかこのクジラがすごいリア充だったのか。周りのクジラから、リア充爆発しろ、ってTwitterみたいなんで言われまくってたのかもしれない。

クジラだってツイッターくらいするだろう。もう21世紀なんだから。いつまでもマサイ族がピョンピョン飛び跳ねてるだけなんて考えない方がいい。

バカがつくほどの愛犬家からすれば飼い犬が「頂きます」って、俺らからするとワオンワオンしかいってないけど、言うようになってんだからクジラがツイッター使ってたって、不思議じゃない。


後どうでもいいけど、クジラとかダイオウイカってなんでそのままの姿で岸に漂着するんだろう。あんだけ美味そう、かどうか知らないけど、食べられそうなもんが海中にあったら、そりゃもう魚は我先に食らいつくもんじゃないの。


あんなん人間界でいえば、餅投げみたいなもんでしょ。お正月とかの、あのはるか上方から投げつけられるモチを無料だからって我先にひろうという、配ってるやつドSの精神目覚めるだろうっていう日本の風物詩。農業が盛んな地域では豊穣祭として秋にも時々あるやつ。


そう、クジラとかダイオウイカとか海に漂ってたら、そりゃもうモチに群がる人間がごとく、食べに行かないもんかな。

オレなら行く。


でも現実問題、行ってない。

だれも行ってない。

そんな食料潤沢なのか、海中は。釣りしててもあんまり釣れない理由がそれなのかもしれない。そりゃ釣り針の先のちいちゃなエサとクジラどっち食べるって言われたら間違いなくクジラ食べるでしょ。そしてそのクジラすら食べなくていいくらいほかの美味な食い物で満たされてるんだろう、海中は。


クジラ?あんな油まみれの肉なんて食べたら腹もたれて仕方ねーよ、的な感じなのかもしれない。あんだけ旬の魚は脂がのってるって寿司通がいってるのに、クジラなんて食べた魚はもう…。


元のニュース「石巻市にマッコウクジラの死骸が漂着。体長12メートル、重さ20トンが脳油流出で破裂の危険性」。


……



ていうか脳油ってなん。初めて見たよ、その二文字の組み合わせ。

ああそうそう。Twitterも始めたんでよろしく。フォロワー(戦闘力)の少なさはピカイチだろうと思う。クリボーよりクリボーらしい、スライムよりスライム。逆に誇らしい…くねーか。

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