本当の意味での毛布はもうこの世に存在しない

2021年11月26日金曜日

寝れないときによむ小説

本当の意味での毛布はもうこの世に存在しない。

ああ、そうだ。普段口にしているししゃもがカペリンという、カペリーナに進化しそうな、そんなまるでポケモンみたいな名前の違う魚であるのと同じ。


……



いや存在する。ちゃーんと存在する。毛布なんて普通にどこにでもある。

完全な出まかせ。なんとなく面白そうな一文だったからここからなんか適当に指が話を広げてくれるかなと思ったけど何も出てこない。


いや正確には出てきた。

出てきたけどあまりに精神を疑う内容だったんで消した。さすがに書いてる人間の異常性を疑う内容だった。


あらすじだけ書くと、毛布とバングラディシュの国旗、それからユニクロウルトラライトダウンに育てられた”僕”の物語が紡ぎあがった。

いや紡ぎあがったなんて可愛らしいものじゃない。ものすごいクソみたいなものが生み出されてしまった。


さらにもう一つ紡ぎあがりつつあったのがあったけど、こっちはつまらなそうなのでやめた。こんなやつ。


……



そんな毛布世紀末。

すべての国民、いや世界中の人間が寒さに苦しんでいた。

この異常事態にWHOは緊急事態宣言を発令。毛布に変わる新しい素材の開発、および普及を世界規模で急がせた。


……



ね。つまらなくなりそうな雰囲気を存分に含んでいるでしょ。

この物語の脳内メーカーやったらほぼ9割は「駄」の字で埋め尽くされるだろう。それくらい無駄の多いストーリーになるだろう。


「本当の意味での毛布はもうこの世に存在しない」


この言葉には、なにかしら毛布という「概念」、暖かさを人に与える物の抽象的表現を含蓄しているというか、そういうニュアンスも多分に匂わせている。

そしてぼく自身もそういう方向に話が広がっていくと思っていた。のに、できあったのは両方ただの「毛布」を取り扱った話。まったく予期しない所で自分で自分(の指)に落胆してしまう。寝耳に水。



あー、今日の指は不調だな。

ちょっと考えないと文章書けないなんて。やっぱり寒さでかじかんでて指が満足に動けてないのかもしれない。今日は毛布でぞんぶんに暖を取らせてやろう。

ああそうそう。Twitterも始めたんでよろしく。フォロワー(戦闘力)の少なさはピカイチだろうと思う。クリボーよりクリボーらしい、スライムよりスライム。逆に誇らしい…くねーか。

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