あごにひげ生やしてる人ってどういう精神なんだろう。
あごにひげが生えるってことは頬にもそれなりにムダ毛が生える人なわけじゃん。んでそっちは毎日せっせと剃ってる、と。
……
…
え、完全にアゴヒゲ育てにかかってるじゃん。盆栽がごとく。
かっこいい…のか。そうかかっこいいのか。アゴヒゲ。
とりあえず何用洗剤で洗うんだろう。顔用のやつか、それともシャンプーか。普通にボディソープという線も残す。
いやもうひょっとして洗わないのか。
時々やっぱり話しかけたりするんだろうか。モーツァルト聞かせたり。なんか喜ぶ、じゃないけど。筋肉的なそういう対話がさ、あるもんなのか。
……
…
いや、待て。そう考えると持ち運べる盆栽としてものすごいアリな気がしてくる。盆栽と違って手で時々触ってじょりじょりも楽しめるし。水やりもしなくていい。磯野家の長男の放った野球ボールに割られる心配もない。
おお、意外なところに意外な発見があるものだ。完全に灯台下暗し。こんなにすぐ近く、触るのに秒すらかからない、コンマで手の届くところに盆栽があったなんて。
完璧じゃあないか。パーフェクトオブ盆栽。拍手を送りたい。アゴヒゲにもこの事実に気づいたわたし自身にも。
ブラボー、ヒューヒュー!
ありがとう、ありがとう。
ただ一つ憂慮すべきはアゴヒゲを「持ち運べる盆栽」としていったん世間が認知しだすとたぶん今あごひげを育てている人はアゴヒゲを刈ってしまうだろうという事だ。
盆栽というキーワードとアゴヒゲを育ててる人のその”あごひげを育てる理由”とに大きな隔たりがある。彼らは機能性を捨ててクラッチバックを持つタイプの人種なのだ。あの手が3本ある人用バック、クラッチバックを、だ。
わたしは心待ちにしている。
男性向けファッション雑誌という逆に読んでるのがダサいシロモノの表紙に「育てられる盆栽」とデカデカと特集されるその日を。
そうして世間にはあごひげをハート型に、きれいな、思わず目を見張ってしまうほどのハート型に育て上げたおじいちゃんがたくさん増えればいい。
パーフェクトな世界だ。なんて美しい。
ああそうそう。Twitterも始めたんでよろしく。フォロワー(戦闘力)の少なさはピカイチだろうと思う。クリボーよりクリボーらしい、スライムよりスライム。逆に誇らしい…くねーか。
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