我が愛しのラムネ

2022年9月29日木曜日

寝れないときによむ小説

どの色が好きかって?


正直別に好きな色なんてない。


ならどの料理が好きかって?


酢豚以外ならなんでも。酢豚のあの半煮えの玉ねぎのシャリシャリ感とすっぱい味がミスマッチすぎる。


…ならどのお菓子が好きなの?


これはもうラムネ一択。ラムネ以外のお菓子なんてお菓子じゃない。ただの食料品。


ああ、ラムネっていうのはあの固形物の方のラムネね。飲む方の、瓶にビー玉が入ってるラムネじゃない。


空前のぶどう糖ブーム

んでラムネ界、いや、ラムネ界っていうエリアが確かに存在してる、ツイッターとか知らないけど個人的にはラムネ界は天界よりも確からしい確率で存在してる。


そう。

ラムネ界では空前のぶどう糖ブームなのである。


元はと言えば森永のラムネ、あの瓶ラムネを形どった緑色の容器の駄菓子がぶどう糖すげー入ってるよ!って売り出したのが元となってる。


ぶどう糖っていうのは脳に直接エネルギーを届けられるからってことで受験生とか東大生とかに人気がある…らしい。なんでも東大の生協ではラムネコーナーが拡充されてるとか。


……



いや、だからなんやねん、である。

こちとらラムネの味が好きなんだよ。あのあごの下から頭にかけてシュワシュワする独特の酸味感というか。


ここらでラムネについて説明しておこう。


ラムネには大きく分けて2種類あって、ぶどう糖を多く含んでいる食感の硬いタイプと、それとは別に重曹とクエン酸、そして砂糖とコーンスターチで作ってある、ある意味昔ながらのラムネとがある。


このうち、後者の重曹とクエン酸で主に作られたラムネはくちどけがすごく柔らかい。噛まなくても舌に乗せただけでじんわりと溶けていく。

そして頭のシュワシュワ感を引き起こす。もう麻薬かなと思うようなラムネ。


対してぶどう糖を多く配合したタイプのラムネは硬い。

噛まないと口に入れても溶けることはない。


ただしこのタイプも食べていると頭のシュワシュワ感は同じくある。


結局食感の硬さ/柔らかさのみの違いとなる。


ていうかなんでラムネは麻薬として法律で制限されないんだろう。それくらい麻薬的な中毒性があると思うけれど。


LOTTE梅ガムラムネが最高…

最近はぶどう糖ブームもあって重曹ベースのラムネを口にしていない。というかあんまり売っていない。アンパンマンラムネとかあとは良味百選みたいな100円で売ってるラムネ、それからクッピーラムネや島田ラムネとかしか重曹ベースなのはない。

そしてそういったラムネも本当の重曹ベースのやつとは違って、かなり硬さを重視してる。ぶどう糖重視のに比べると乾いた硬さというか。

たぶん酸っぱい成分であるクエン酸をあまり含まないように作ってるんだと思う。


昔はマジでくちどけえげつなくて、そしてものすごい甘酸っぱいラムネ、ノドにイガイガが残るくらいに酸味の強いのがあったんだけど最近は本当に見ない。たまにまた食べたくなるあのノドのイガイガラムネ。


そして今回感銘を受けたラムネもやっぱりぶどう糖ベースのラムネ。


その名も「梅ガムラムネbyロッテ」。


あの梅ガムの味がそのまま、森永ラムネに入ってると思って差し支えない。まじでもうめちゃくちゃうまい。


だってラムネ食べたらあの梅ガムのほのかな甘酸っぱさがするなんて。神の食べ物じゃん。こんなの。香りも梅ガムのあの香しい香り。この製造工場にいる人、よく正気を保って仕事出来てるよなと思う。

俺ならもうベルトコンベアを流れてくる梅ガムラムネを口を大きく開けて流し込んでる。クビになってもいいからそうしたい衝動に駆られると思う。口から入ったラムネがそのままロケットペンシル方式でケツから出てきてもいいくらいにはベルトコンベアにうつぶせで寝そべると思う。


んで、最近そればっかり食べてる。仕事の合間とか、朝起きてすぐとか、酒飲んだあととか。とりあえず何かにつけて食べてる。

いやマジでたぶんすべての食品の中で一番おいしいし、頭シュワシュワする。

ああそうそう。Twitterも始めたんでよろしく。フォロワー(戦闘力)の少なさはピカイチだろうと思う。クリボーよりクリボーらしい、スライムよりスライム。逆に誇らしい…くねーか。

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